天竜の間伐材を使った建物
水曜日、ふたたび天竜を訪れる。
そこの商店街でであったお1軒のの茶屋さん。
こちらのお店は間伐材で建てたそうです。
現在の林業は、材木価格の低迷でピンチだという声をよく聞きます。
ですが、このように間伐材を加工し、付加価値をつける事が出来るのなら、
林業の可能性もまだまだ広がります。
ちなみにこの工法は、耐震強度の計算が出来てないそうです。
破壊検査で破壊出来ず、数値が出せないとの事。
強度が強すぎるって、なんてすごい付加価値!
林業におけるひとつの解と出会えたような気がします。
しかし、残念なことに、このお店で使われた材木は、天竜の材木ではないそうです。
加工する前段階で、天竜の材木を供給する体制が出来ておらず、
やむなく別の材木を使用したとの事。。。
しかし、このように様々な問題に対し、行政などに頼らず、
自らの力で、創意工夫をして、新しい価値を作り出し、
解決していこうとしている人達がいます。
海野さんはよく言います。
そういう人達一人ひとりが、100%フルに力を発揮できるように
応援していける仕組みを作りたいと。
先日も、障害者自立支援法で苦しい中でも、
そういう方々の雇用を生み出している方との出会いもありました。
それが社会で本当に一般的になれば、
もしかしたら障害者に対して行政の支援なんてものは必要なくなるのかも。。。。。。
そうなれば、もう障害者っていう言葉も要らないかもしれませんね。
現実、そうはいかない面も多々あるでしょうが、
少なくともそういう方向へは向ける事はできるハズです。
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